費用・ローン

リフォームローン 徹底比較 静岡|銀行・住宅金融支援機構・フラット35Sの選び方

公開: 2026-05-27 / 監修: 1級建築士 / 出典: 住宅金融支援機構・国土交通省・静岡県内各金融機関 / 2026年5月時点

リフォームローンの種類と選び方の基本

リフォームローンは大きく「無担保型(カードローン系・金利高め・審査早い)」「有担保型(不動産担保・金利低い・借入額大きい)」「住宅金融支援機構・フラット35一体型(長期固定・証券化)」の3種類があります。工事規模・金利水準・借入期間で最適な組み合わせが変わります。

静岡県内で主要なリフォームローン提供機関は①静岡銀行・スルガ銀行・浜松信用金庫等の県内地銀・信金②JAバンク静岡(農協系)③住宅金融支援機構④フラット35取扱金融機関があります。2026年時点では政策金利の引き上げ局面にあり、変動金利ローンの将来的な金利上昇リスクを考慮した計画が重要です。詳細な金利情報は各金融機関の最新情報を必ずご確認ください。

1. 銀行・信用金庫のリフォームローン(静岡県の金融機関別)

静岡県の主要地銀・信金のリフォームローンは変動金利で年1.0〜3.5%程度、固定金利で年2.0〜5.0%程度が目安です。無担保型は最大¥300〜500万、有担保型(担保提供型)はそれ以上の借入が可能です。

金融機関タイプ金利目安(変動)借入上限目安特徴
県内地方銀行(無担保型)年1.5〜3.5%程度¥500万以下審査が比較的早い。即日〜1週間
県内地方銀行(有担保型)年0.8〜2.0%程度¥1,000万〜不動産担保提供で金利低下。審査1〜4週間
信用金庫・JAバンク年1.0〜3.0%程度¥300〜1,000万地域密着。相談しやすい。組合員優遇あり
ネット銀行系年1.0〜2.5%程度¥500〜1,000万金利競争力高い。審査はオンライン完結型が多い

※2026年5月時点の目安金利。実際の金利は審査結果・担保設定・借入期間・金融市場環境により変動します。各金融機関の公式サイトまたは窓口で最新情報をご確認ください。

2. 住宅金融支援機構の住宅改良ローン・リフォームローン

住宅金融支援機構が提供するリフォームローンは最大¥1,000万・最長20年・固定金利が特徴で、耐震・バリアフリー・省エネ工事への優遇金利が設定されています。申し込みは機構の受託金融機関(静岡県内の地銀・信金含む)経由です。

住宅金融支援機構のリフォームローンは「金利Aプラン(修繕・改良全般)」「金利Bプラン(バリアフリー・省エネ・耐震・三世代同居等の特定改良)」があり、Bプランは優遇金利が適用されます(2026年5月時点・要確認)。静岡県のTOUKAI-0耐震補強工事はBプランの対象になる場合があります。固定金利で長期返済を検討する場合に特に有効です。詳細は住宅金融支援機構の公式サイトまたは機構の受託金融機関窓口にご確認ください。

3. フラット35リノベ(住宅ローンとリフォームの一体型)

フラット35リノベは中古住宅購入資金とリフォーム費用を一体で借り入れられる長期固定金利ローンです。省エネ・耐震・バリアフリー・耐久性の基準を満たすリフォームを行うと、最長10年間金利が0.5〜1.0%優遇(フラット35リノベ)されます。

静岡県での中古住宅購入+リノベーションを検討する方に特に有効な仕組みです。物件購入価格とリフォーム費用を合算した金額(物件価格の90%以内)まで借り入れ可能で、長期固定金利のため毎月返済額が固定されるメリットがあります。フラット35の取扱金融機関は全国に多数あり、静岡県内の地銀・信金も多くが取り扱っています。中古住宅リノベーションの詳細は静岡県中古住宅リノベーションガイドもご参照ください。

無担保型vs有担保型:どちらを選ぶべきか

工事費¥300万以下で審査を早く通したい場合は無担保型、¥500万以上の大規模リフォームや金利を抑えたい場合は有担保型(不動産担保型)が有利です。担保提供できる不動産を持っている場合は有担保型で金利を下げるのが基本戦略です。

タイプ向いているケースデメリット
無担保型¥300万以下・審査スピード優先・担保なし金利が高め・借入上限が低い
有担保型¥500万以上・金利重視・不動産保有者担保設定費用(登記費用等)が発生・審査に時間
住宅ローン一体型中古物件購入+リノベ・長期固定希望審査要件が厳しい・手続きが複雑

補助金とローンの組み合わせで自己負担を最小化

補助金は工事完了後受領が基本のため、それまでの工事費はローンで支払い、補助金受領後に繰り上げ返済することで実質的な借入コストを抑えられます。TOUKAI-0・省エネ補助・移住支援等を組み合わせれば総補助が¥200〜400万に達するケースもあります。

例えば「全面リフォーム総工事費¥800万」に対して「TOUKAI-0補助¥100万+省エネ補助¥100万」を組み合わせると実質的な自己負担が¥600万になります。そのうち¥400万をローン、¥200万を自己資金で対応するというプランが立てられます。補助金の申請タイミング(工事前)とローン実行のタイミングを業者・金融機関・市町村窓口で調整することが重要です。補助金の詳細は静岡リフォーム補助金完全ガイドをご参照ください。

ローン審査のポイントと通過のコツ

リフォームローンの審査では「年収・雇用形態・信用情報(延滞履歴)・借入額と年収のバランス(返済比率)・担保価値」が主要な判断軸です。住宅ローンとの合算返済比率が35〜40%以内に収まることが通過の目安です。

  • 信用情報の確認: 申し込み前に信用情報機関(CIC・JICC)で自己情報を確認。延滞・クレジット事故は審査通過に影響
  • 借入額を最小化: 補助金・自己資金で対応できる部分を最大化してローン借入額を減らす
  • 返済比率の計算: 年収の35%以内が審査通過の目安(例: 年収600万×35%÷12か月 = 月¥17.5万以内)
  • 担保評価の活用: 不動産を担保に提供できる場合は有担保型で金利を下げ審査通過確率を上げる
  • 複数行への打診: 1か所で否決されても他の金融機関が承認するケースがある。地銀・信金・JAへの打診も有効

費用相場の参考として静岡リフォーム費用相場ガイドや静岡県内の金融機関比較は静岡リフォームローンガイド(地銀・信金別)もご参照ください。

よくある質問(FAQ)

リフォームローンの借入限度額はいくらまでですか?
金融機関・ローンの種類によって大きく異なります。無担保型の銀行リフォームローンは一般的に¥100〜500万程度、有担保型(担保提供型)は¥1,000万〜数千万まで借り入れ可能です。住宅金融支援機構のリフォームローンは上限¥1,000万、フラット35リノベは住宅ローンと合算で物件価格+リフォーム費用の90%以内が目安です。具体的な借入可能額は各金融機関の審査で決まります。
リフォームローンは住宅ローン控除の対象になりますか?
増改築・大規模修繕等の特定のリフォーム(耐震・バリアフリー・省エネ・長期優良化・三世代同居対応)に係るローンは、要件を満たすと「住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)」の対象になります。控除対象となるには①住宅ローンまたは増改築等ローンの適用要件②リフォーム工事の要件③所得要件をすべて満たす必要があります。詳細は国税庁サイトまたは税理士にご確認ください。
補助金を受けてもローンを借りられますか?
補助金とローンは原則として併用可能です。補助金は工事完了後に受領することが多く、それまでの工事代金はローンで支払います。補助金受領後に繰り上げ返済することで実質的な借入額を減らせます。ただし補助金の「同一工事への重複申請不可」ルールと「ローン控除の対象額から補助金を控除する」ルールがあるため、税理士・ファイナンシャルプランナーとの事前確認を推奨します。
審査に落ちた場合の代替手段はありますか?
銀行の無担保リフォームローン審査に通らなかった場合の代替として①有担保型(不動産担保型)への切り替え②信用金庫・JAバンク等の地域金融機関への打診③建設会社が提携するローン(メーカーローン)④分割払い契約(金融機関経由でなく施工業者経由)があります。また工事を段階的に進めて借入額を減らす「フェーズ分割リフォーム」も有効です。

リフォームローン・資金計画の無料相談

静岡県内のリフォームローン選びと補助金を組み合わせた最適な資金計画を1級建築士がサポートします。銀行・住宅金融支援機構・フラット35リノベの比較相談もお気軽にどうぞ。

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最終更新: 2026-05-27
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