全面リフォーム 静岡|フルリノベーション費用・工期・補助金完全ガイド
公開: 2026-05-25 / 監修: 1級建築士
静岡県の全面リフォーム(リノベーション)費用相場はいくらですか?
静岡県の全面リフォームは戸建¥500万〜¥1,500万、マンション¥800万〜¥1,500万が中心相場です。スケルトン状態(躯体だけ残す)からの完全リノベーションは戸建¥1,000〜¥2,000万、耐震補強+断熱+水回り更新を含む総合改修は¥1,200〜¥2,500万が目安です。
静岡県は南海トラフ地震対策として、TOUKAI-0プロジェクトでの耐震補強+断熱改修+水回り更新を同時施工するケースが多く、補助金を最大限活用すれば実質負担¥1,000〜¥2,000万で済むことも珍しくありません。
工事規模別の費用相場(部分改修・スケルトン・建替え比較)
| 工事規模 | 内容 | 費用相場(目安) |
|---|---|---|
| 部分改修 | 水回り単独・内装一部 | ¥100〜¥300万 |
| 水回り+内装全面 | キッチン・浴室・トイレ+クロス/床全面 | ¥300〜¥600万 |
| 全面リフォーム | + 間取り変更(壁取壊し)・建具更新 | ¥600〜¥1,200万 |
| スケルトンリノベ | 躯体だけ残し配管/電気/断熱から刷新 | ¥1,000〜¥2,000万 |
| 耐震+断熱+水回り総合 | TOUKAI-0補強+断熱改修+水回り更新 | ¥1,200〜¥2,500万 |
| 建替え(参考) | 解体+新築(注文住宅) | ¥2,500〜¥4,000万 |
※住宅リフォーム推進協議会・国土交通省「リフォームの実態と価格相場」公開資料および主要リフォーム会社の公開価格表を参考に算出。
中古マンション購入+リノベーションの一括組成
住宅ローン+リフォームローンを一体組成する「フラット35リノベ」「リフォーム一体型住宅ローン」で金利優遇が受けられ、新築マンションを買うより¥1,000〜¥1,500万安く理想の住まいを実現できます。静岡県内では特に静岡市駿河区・葵区、浜松市中央区エリアで需要が拡大しています。
- 中古マンション購入価格(静岡市内): ¥1,500〜¥3,500万(築年数・立地により)
- フルリノベーション費用: ¥800〜¥1,500万(専有面積60〜80㎡)
- 合計: ¥2,300〜¥5,000万(新築マンション¥4,000〜¥7,000万より割安)
- 取扱金融機関: 静岡銀行・スルガ銀行・清水銀行・浜松いわた信用金庫・住宅金融支援機構フラット35リノベ
- 引渡し前現地調査: 売主の許可を得て採寸・配管点検を実施可能
- 引渡し直後着工: 「住みながら工事」回避で工期短縮
※管理組合の工事申請(管理規約に基づく工事届出)は引渡し後すぐに提出。静岡駅前・東静岡・浜松駅前のタワーマンションは特に厳格な工事申請が求められます。
戸建てフルリノベーションの工程と工期
スケルトンリノベーション(躯体だけ残して全面改修)の標準工期は60〜120日。築古住宅の構造補修・シロアリ対策が必要な場合は150日前後まで延長することもあります。仮住まいの確保が必須で、引越し費用も予算に含めましょう。
| 工程 | 標準期間 | 主な作業 |
|---|---|---|
| ①現地調査・構造診断 | 7〜14日 | 耐震診断・配管劣化診断・シロアリ検査 |
| ②設計・プラン確定 | 21〜45日 | CAD図面・3Dパース・補助金申請書類作成 |
| ③解体・撤去 | 7〜14日 | 内装・水回り・電気配線撤去 |
| ④構造補強・断熱改修 | 14〜30日 | 耐震補強・基礎補強・断熱パネル施工 |
| ⑤給排水・電気再配線 | 14〜21日 | 配管全更新・分電盤交換・LAN/光配線 |
| ⑥内装・建具・設備 | 30〜45日 | クロス・床材・キッチン・浴室・トイレ |
| ⑦完了検査・引渡し | 3〜7日 | ダメ工事チェック・保証書発行・補助金実績報告 |
耐震+断熱同時施工で使える補助金
全面リフォームは国・県・市町村の補助金を最大限活用することで、実質負担を¥200〜¥500万削減できます。耐震・断熱・省エネを同時施工するパターンが補助金活用の王道です。
| 制度名 | 補助上限 | 対象工事 |
|---|---|---|
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業(国) | ¥100〜¥250万 | 耐震+省エネ+劣化対策の総合改修 |
| 子育てエコホーム支援事業(国) | ¥20〜¥60万 | 省エネ改修+子育て対応 |
| 先進的窓リノベ事業(国) | ¥200万 | 高性能窓(内窓・外窓・ガラス交換) |
| 給湯省エネ事業(国) | ¥8〜¥18万/台 | エコキュート・ハイブリッド給湯器 |
| TOUKAI-0耐震補強(静岡県) | ¥100万(高齢¥150万) | 耐震診断結果による耐震補強工事 |
| 住宅性能向上リフォーム支援事業(静岡県) | ¥20〜¥100万 | 断熱・バリアフリー・省エネ等 |
※詳細は 静岡 リフォーム 補助金 完全ガイド 参照。同一工事への重複申請は禁止ですが、対象工事を分ければ併用可能です。
南海トラフ対策を意識した静岡県の構造補強
静岡県は南海トラフ地震の最大想定震度7地域。築40年以上の旧耐震基準(昭和56年5月以前)住宅は耐震評点1.0未満が多く、TOUKAI-0プロジェクトの耐震診断・補強工事の対象です。耐震補強と全面リフォームを同時施工することで効率的に住宅価値を高められます。
- 耐力壁の追加・強化: 構造用合板・耐震パネルで壁倍率向上
- 筋交い補強: 既存柱間の対角線を補強し、変形抑制
- 金物補強: ホールダウン金物・耐震プレート設置(土台/柱/梁の接合部)
- 基礎補強: 無筋コンクリート基礎の鉄筋追加・補強コンクリート増し打ち
- 屋根軽量化: 重い瓦屋根→金属屋根/スレートに変更(¥80〜¥200万)
- 液状化対策: 海岸部(清水区・焼津市・牧之原市)では地盤改良が必要なケースも
※耐震診断はTOUKAI-0で無料、補強工事はTOUKAI-0プロジェクトで最大¥100万(高齢¥150万)補助。出典:静岡県建築住宅局・静岡県耐震ナビ(2026年5月時点)。
全面リフォーム vs 建替えの判断基準
築年数・構造健全性・希望規模により判断します。1級建築士の構造診断+補助金活用シミュレーションを行った上で決定するのが確実です。
| 判断軸 | リフォーム優位 | 建替え優位 |
|---|---|---|
| 築年数 | 築40年以下 | 築50年以上 |
| 基礎/躯体 | 健全(耐震評点0.7以上) | 重大劣化(基礎クラック・シロアリ甚大) |
| 延床面積 | 維持希望(100㎡程度) | 大幅拡張・縮小希望 |
| 間取り | 部分変更(壁取壊し可) | 全面変更・階数変更 |
| 総費用 | ¥800〜¥1,500万 | ¥2,500〜¥4,000万 |
| 税優遇 | 耐震/省エネ改修減税 | 新築軽減税率(取得後5年間) |
| 工期 | 60〜150日 | 180〜300日(解体含む) |
| 仮住まい | 2〜5ヶ月 | 6〜10ヶ月 |
よくあるご質問(FAQ)
厳密な定義はありませんが、業界では「全面リフォーム」は内装+水回り全体の刷新(¥500〜¥1,000万)、「フルリノベーション」は躯体だけ残してスケルトン状態から作り直す改修(¥800〜¥1,500万)を指すことが多いです。間取り変更・断熱改修・耐震補強を含む大規模改修はリノベーションに該当します。詳しくは リフォーム vs リノベーション解説 をご覧ください。
可能です。住宅ローン+リフォームローンを一体組成する「フラット35リノベ」「リフォーム一体型住宅ローン(地銀・信金)」で金利優遇あり。売主の許可を得て引渡し前に採寸・現地調査、引渡し直後に着工することで「住みながら工事」を回避できます。静岡銀行・スルガ銀行・清水銀行等で取扱いがあります。
スケルトンリノベーション(躯体だけ残して全面改修)は60〜120日が標準。築古住宅の構造補修・シロアリ対策が必要な場合は150日前後まで延長することも。マンションは管理組合の工事可能時間制約があり戸建てより1〜2ヶ月長期化することがあります。仮住まいの確保が必須です。
国の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」(¥100〜¥250万・耐震+省エネ+劣化対策の総合改修)、「子育てエコホーム支援事業」(¥20〜¥60万)、「先進的窓リノベ事業」(¥200万)、静岡県の「TOUKAI-0耐震補強」(¥100〜¥150万)、「住宅性能向上リフォーム支援事業」(¥20〜¥100万)が併用可能。合計¥200〜¥500万の補助になるケースもあります。
築40年以下・基礎/躯体が健全・延床面積100㎡程度であればリフォームが優位(費用¥800〜¥1,500万・固定資産税変動なし)。築50年以上・基礎/躯体に重大な劣化・大幅な間取り変更希望なら建替えが優位(費用¥2,500〜¥4,000万・新築税優遇あり)。判断は1級建築士の構造診断後が確実です。
TOUKAI-0プロジェクトで耐震診断(無料)→耐震補強(最大¥100万・高齢者世帯¥150万補助)。具体的には耐力壁追加・筋交い補強・金物補強・基礎補強・屋根軽量化(瓦→金属屋根)で現行耐震基準(評点1.0以上)まで引き上げが可能。築40年以上の旧耐震基準住宅は南海トラフ地震対策として最優先で実施を推奨します。
全面リフォーム・リノベーションの無料相談
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