基礎知識・教育

リフォーム vs リノベーション|静岡県で違いを解説

公開: 2026-05-20 / 監修: 1級建築士

リフォームとリノベーションは何が違うのですか?

厳密な法的定義はありませんが、一般的にリフォームは「修繕・原状回復」(キッチン交換・クロス張替等・¥10〜¥500万)、リノベーションは「価値向上・大規模改修」(間取り変更・スケルトン改修等・¥500〜¥1,500万)を指します。住宅リフォーム推進協議会や国交省の定義も概ねこの区分です。

3軸での違い(費用・工期・補助金)

項目リフォームリノベーション
目的修繕・原状回復・部分更新価値向上・大規模改修・全面再生
費用相場¥10〜¥500万¥500〜¥1,500万
工期1〜30日60〜180日
代表例キッチン交換・クロス張替・外壁塗装スケルトン改修・間取り変更・断熱+耐震一体施工
住みながら可否基本的に可能仮住まい必須
主な補助金市町村助成・介護保険・エコホーム長期優良住宅化・TOUKAI-0・先進的窓リノベ
ローンリフォームローン(金利1.5〜3%)住宅ローン+リフォーム一体型(金利1〜2%)

中古マンション購入+リノベーションが人気の理由

新築マンション価格高騰により、静岡市・浜松市でも「中古マンション購入+リノベ」が増えています。新築の60〜70%の費用で自分好みの間取り・内装に仕上げられ、フラット35リノベ等の住宅ローン+リフォーム一体型で金利優遇も受けられます。

  • 費用感: 中古マンション¥2,000万 + リノベ¥1,000万 = 合計¥3,000万(新築同等物件¥4,500万)
  • 立地メリット: 新築では手に入りにくい好立地物件(静岡駅前・浜松駅前等)に住める
  • 注意点: 構造壁(耐震壁)は撤去不可、管理組合の工事承認、給排水管の交換可否を購入前に確認
  • 補助金活用: 子育てエコホーム支援事業・先進的窓リノベ事業・長期優良住宅化リフォーム推進事業の併用で¥100〜¥250万補助

静岡県でリノベーションを検討する際の注意点

  1. 耐震診断を必ず実施: 静岡県は南海トラフ地震想定地域。築古住宅は耐震診断+補強を断熱改修と同時施工が定番。
  2. スケルトン改修なら断熱・配管を一気に更新: 壁を剥がす機会に断熱材・給排水管・電気配線を全面更新が経済的。
  3. 設計事務所+施工業者の体制: 大規模改修は設計と施工を分離発注すると品質管理が確実。
  4. マンションは管理組合承認が必須: 図面・工程表・工事届出書を管理組合に提出・承認後に着工。
  5. 仮住まい費用も予算に含める: 60〜180日の仮住まい費用は別途¥30〜¥80万。リノベ予算に含めて計画。

どちらを選ぶべきかの判断軸

部分的な不満(キッチンが古い・外壁色褪せ・水漏れ等)を解消したい場合はリフォーム、間取りや住み心地そのものを大きく変えたい場合・築20-30年以上で配管/断熱/耐震を一気に刷新したい場合はリノベーションが向いています。築15年未満の住宅は部分リフォームで十分なケースが多く、築30年以上はスケルトン改修まで含めたリノベが資産価値の維持に有効です。

リフォーム/リノベの判断もご相談ください

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最終更新: 2026-05-20
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